膝栗毛ファイナル(31) 大津~京三条大橋 [雑記]

2010年夏、嫁さんの「東海道歩いたら面白いんじゃない?」の一言で始まった、家族での東海道歩き「膝栗毛シリーズ」もいよいよラストです。家族で行くのと、住んでいる伊豆から遠いという都合上、愛知県突入以降は長期休業中になる・・・つまり真夏か真冬ばかり歩いてたので、今回はいい季候の時に歩けて気持ちよかったです。それに距離も11㎞ほどなのでいつものジャージじゃなくて普段着で行きました。そのあと観光もしたいし。

スタートは京津線上栄町駅から。逢坂越え。路面をゴロゴロ走ってきた800型も今度は急カーブとアップダウンを、きしませながら走ります。やっぱすげえ。
坂を上りきった大谷駅付近には逢坂の関がらみの歌碑が。蝉丸の有名な「これやこの・・・」はもちろん、清少納言の「よをこめて・・・よに逢坂の関はゆるさじ」も、三条右大臣の「名にしおわば逢坂山のさねかずら・・・」も。
仕事に使えそうなのでばっちり納めます。鰻屋の標識がナイスw
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坂を下れば最後の県境越え、四宮をすぎるといよいよ京都市山科区。UCC氏の姿を探したけど見つからず。山科駅を過ぎるまでは旧三条通を歩くのだけど、裏道のせいかやたら交通量が多くて怖い。おまけに旧三条通の入口の電柱曲がってるしw
山科駅すぐ近くのミンミンにて昼飯。持ち帰りの餃子以外で食べたのは初めてだったけど旨かった。
注文のねえちゃんが厨房に「りゃんがこーてる、てんしんちゃーはんいー」ってな感じで伝えてて王将と同じで面白かった。山科界隈の商店街にぶら下がってる紫色の傘をかぶった風船が気になったので撮ってみる。
「まっせ」というらしい。賀茂ナスがモデルかな?
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三条通に合流してJRをくぐったらまたすぐ旧道に入るはずだったけど、築堤あたりを工事してる影響か、その道がわからず結局三条通を西へ。天智天皇陵があるからこのへんは「御陵」と書いて「みささぎ」というのだな(合ってるかどうかわからん)などと納得してるうちに坂を上りきってもう蹴上。しっかし真ん中に電車のない三条通はやっぱ寂しいなあ・・・。大学生のころは80型が我が物顔で釣り掛けうならせて上り下りしてたのに。なんて考えてたら、遠くに京の町並が・・・坂を下ると神宮道から平安神宮の鳥居が見え、祇園のクラブ(おめかししたおねえさんのお酒を飲むほうね)のバイトでさんざんパシリした思い出の花見小路通り、呑み会待ち合わせのメッカ、土下座像と、学生時代の思い出があふれてきそうになる。
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万感の思いを込めて三条大橋を渡る。鴨川縁のカップルも健在。「お父さんはあの中の1人だったこともあるんだぞ、相手はお母さんじゃなかったけど」と興味なさそうな顔で聞いてる娘に語りつつ。
そんなこんなで三条大橋を渡り、地元商店街が建てたらしい弥次喜多像前でゴール!!
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ここまで31回出かけ、総歩行距離492㎞。よく頑張りました。
このチャレンジ、家族4人で歩ききったことに意義があると勝手に思ってます。中年以上の夫婦や一人旅はよく見かけたけど、小中学生の家族連れって全然見なかったもんね。きっと、彼らにとって何か学んだこともあるだろうことを信じてやみません。

ってわけで記念撮影。そういえば4人で写真って初めてかもw
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ゴールしてみて、達成感はもちろんあるけれど、どちらかというと寂しい・・・。
家族のお出かけはここ数年ずっとこれだったわけで、さて、これからどうしたもんか。

ともあれ、知立~熱田で一緒に歩いてくださった大将をはじめ、励ましの声をくださった方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。









奈良・京都出張にて [雑記]

水木金と3日間仕事で奈良、京都へと行って来ました。
仕事の合間にちょいと撮ったものを。

奈良・・・お約束で大仏。大きさだけなら俺の地元の東海市のほうがでかいな。
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京都・・・黄桜記念館。歴代かっぱCMの原画とか、けっこう楽しめます。
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龍馬が斬られたっていう寺田屋。
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おいしい鯖寿司食べてきました。葵橋の花折。「炙り」3カン1890円でしたが本当に旨かった!
鯖がかまぼこみたいな厚さw
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ちょいと足りないんで、北白川のラーメンあかつきにて、チャーシュー麺小ライスつき。豚骨しょうゆ大好き。
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某専門学校に保存してある京都市電も撮ってきました。
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ヤンキーみたいな京都市バス。なんでナンバー下がってるんだろうw
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そうだ京都行こう的なところも見る。高台寺。
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大徳寺高桐院。ここは本当に「そうだ京都行こう」のポスターになったところ。
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ずっと行ってみたかった梅小路SL館へ。平日だったんで静かに見られました。
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敷地の端にあったC55とオハ46
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何気に貴重な原型50系客車。
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・・・ちゃんと仕事しましたからね。


お上りさん [雑記]

土日、消防団の旅行@東京に参加してきました。
仲間内でマイクロ借りて往復したもんだから、もう行きも帰りも呑みっぱなしwげふ。

まずはお台場へ。リアルなレイアウト!
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フジテレビのサザエさん再現ジオラマの一部でした。でも良くできてる。

コレ欲しいなと思いました。すべらんなぁのサイコロ。
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スカイツリーでフリータイムにしたんだけど、行ったばかりなんでちょいとお散歩しつつ次の集合場所の新宿へ。
スカイツリー→墨田区バス→京成曳舟→高砂→金町→新宿。
高砂でこいつを見かけて思わず飛び乗ろうかと思ったけど自重。京成顔まだ走ってたんですね。
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新宿、物まね館キサラへ。飲み食い放題(味も悪くない)でものまねショー1時間付いて5500円はなかなか。思ったより楽しめました。イチローのマネはかなりレベル高かった。個人的にはかなり強引だけど「ジョーク東郷」のネタが好きでした。ちなみにこのお店写真はオッケーです。動画はダメですが。
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2日目、お金もあんましないので東急バス1日券500円を買ってふらふら。かなちゅうと同じくパスモに記録されるタイプ。

宿(天王洲)・・・新馬場・・・(京急)・・・六郷土手→蒲田駅→池上本門寺・・・本門寺裏→池上→大井町→荏原営業所→馬込橋→夫婦坂→上池上→洗足池・・・(池上線)・・・雪が谷→田園調布→三軒茶屋→元競馬場前→恵比寿駅→田道小入口→新馬場駅前

とまあ、大田区目黒区あたりをちょこまかと乗り回してきました。しっかし客も本数も多いのになんで中型限定なのかがよくわかる路線がいくつかあったな。黒06とか。なかなかえぐいとこ走るよね。

せっかくなので池上本門寺は見てきました。こんなデカイ寺だとは知らなかった・・・。私は鬼平犯科帳が好きで、この本門寺の石段は、くせ者にあわや斬られるかというところで犬が救ってくれた「本門寺暮雪」という話の舞台になったところ。石段・・・いやあ良い運動になったw節分にはなかなかのビッグネームが豆まきにくると掲示が。一日ずれてた。おしい。
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三軒茶屋バス停前の「陳麻家」ってとこに入って「チンマーハン」と称する麻婆飯をいただく。ひたすら辛え!
でもうめえwまた行きます。
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せっかくの東京だけど、模型はGMストアにて鉄コレバラのクハ68019を1両買っておしまい。
クロハ改だけずっと欲しかったんだよね。黄色と赤に塗り替えて新潟70系編成に入れるつもり。
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今週末は割りばし会@静岡なんだが金がねえw

膝栗毛その29~30 水口石橋駅→草津宿→大津 [雑記]

昨夏以来の「膝栗毛」(家族での東海道歩き)に行ってきました。
2010年夏から丸3年半かかって続けてきたこのシリーズもゴールが見えてきました。

鉄的要素中心にちょいと紹介。

愛知の実家から宿泊地の草津駅までクルマで行き、電車でスタート地点の近江鉄道水口石橋駅へ。JRで貴生川まではよかったんだけど見事に接続無し。30分以上待つのももったいないのでタクシーで。

「たぬきタクシー」w・・・運転手さんはとても丁寧な言葉づかいのちゃんとした人間でした。そういえば貴生川から信楽は近かったなあ。
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で、水口石橋駅。2度目の来訪だけど相変わらず寂しいw人もあんまし歩いてないし。
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しばらくしたら1本しかいない「あかね号」がやってきました。そういえば昨夏もたまたま見られたなあ。
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水口の城下町をすたすた。「爆砕」って会社名は強そう。花火の会社かな?
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野洲川の「横田の渡し」跡にあるやたらでかい常夜燈。ここまで450㎞以上歩いてきましたがコレまで見た中で一番でっかいです。
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草津線三雲駅前。「微妙大師」・・・やっぱし微妙な仏様なんでしょうか?
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ここからしばらく草津線を右手に見ながら田舎道を石部宿へひた歩く。だいたい抹茶色の113なんですが221も入ってるんですね。知らなかった。歩きながら何度も見かけたんですが同じ編成が機織りしてました。
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石部宿手前にあった石造りのトンネル。上を走るのは川。これ、明治10うん年にできた日本最古の石造トンネルだそうで。手前の商店もこれまたいい感じ。
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初日は手原駅まで。約13㎞ってとこかな。
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2日目。宿の草津から1駅。手原まで221更新車でGO。
しっかし京都の大学に在学中は221って新快速でぶいぶい言わせてたのに、草津線へ入る時代になったんだなあ。
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草津宿に向かって、静かな住宅地の中にある旧東海道をひた歩いてると、突如東経136度の碑がw。
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草津宿。中山道と東海道の合流地点ってことでかなり大きな宿場だったというのを初めて知る。そういえば国道もここらへんで1号線と8号線に別れますね。草津なんてと言っては失礼だけど通過するばっかりだもんなあ。町並みなどかなり気合いを入れて整備していて好感が持てます。
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しっかし南草津駅周辺の発展ぶりはびっくりした。私は京都衣笠にあるキャンパスで4年間過ごしたんだけど、ちょうど在学中に草津に新しいキャンパスができて、何度かサークルの用事で行ったときには「京都からこんな田舎にいきなり移動して可哀想になんて思ってたもんだ。だって南草津の駅なんてロータリーしかなかったもん。今やオサレなお店もあるしなんたって新快速が止まる!もんね。
歩きながら、キャンパスが出来たときに、大学の企画で京都衣笠キャンパスからびわこ草津キャンパスまでの30㎞以上を徹夜で歩く「ナイトハイク」というのに仲間で参加したのを思いだした。いやあ、死んだw
最後出来たばかりの草津キャンパスの噴水に飛び込んだっけなあ・・・まさか逆コースを家族で歩くとはなあw・・・なんて思い出にふけってるうちに瀬田の唐橋を渡る。
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渡ると京阪石山坂本線唐橋前駅。ここから膳所~大津までしばらくずっと見え隠れするんだけど、様々なラッピング車がいて見てて楽しい。「ちはやぶる」やらトーマスやら警察(お前絶対犯人捕まえられないだろ!っていうたぬきがなんかカワイイ。)石山駅あたりのごちゃごちゃした雰囲気とか、唐橋の下の舟とか湖岸の古い料亭?とか、このへんの風情もなかなかよろしい。花嫁学校w

で、石山坂本線。直角に近いようなカーブをぐねぐね曲がったり、膳所の城下町の古い町並みの路地から見える踏切の感じなんかもいいなあ。まさにミニレイアウトの世界。膳所がこんなに風情のある町だというのを初めて知った。
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近江大橋から続く幹線道路・・・西武やらイオンやらを右に見て、狭い旧街道をゆくと突然現れた義仲寺。
小さいお寺なんだけど、名前の通り木曾の義仲を祀ってて墓もあるんですが、奥様の巴御前も祀ってあり、なんと松尾芭蕉の墓もある!仕事柄芭蕉についてはよく見ておきたいので見学。かの有名な「古池やかはず飛び込む水の音」の碑もありました。辞世の句である「旅に病んで、夢は枯野を駆けめぐる」の碑もあります。で、ここは「俳句おみくじ」なんてのがあり、おみくじの番号によって芭蕉の俳句が入ったカードをもらえるんですが、嫁さんが「旅に病んで・・・」を見事引き当て(ちなみに半凶w)へこむ。
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さ、この日は大津まで頑張るぞ、ってことでいい感じに寂れた旧市街を進むと旧東海道は商店街のアーケードを抜ける。
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と・・・出た!
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地下鉄→急勾配急カーブ路線→路面電車というカオ電もびっくりの京阪京津線。浜大津駅を出てすぐの通りでした。結局上栄町駅でゴールしましたが、私と息子の鉄ちゃんコンビはゴールの喜びよりも京津線に釘付け。

こんなカーブから・・・
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こんにちはー。
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草津駅までの帰りに上栄町から乗車♪

踏切の先には民家一軒だけ!だったり。
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わかりにくいですが、浜大津方に向かって相当下っている&S字(画像の先でさらに右に曲がって2つ上の画像の路上に出ます)。転動注意。
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前面展望。この交差点を右折!するとすぐ(ホントにすぐ)浜大津駅。浜大津駅が島式ホーム1つだけで、7~8分おきにやってくる石山坂本線と、京津線をさばききってるのもすごかったな。
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さて、膝栗毛も次回で最終回だなあ・・・。三条大橋に着いちゃう。
楽しみよりもやっぱり寂しいですね。







大阪乗り鉄ストラット 後編 [雑記]

前回の続き。
阪和線和泉橋本駅を降りて、「はーとふるバス」に乗り換えて水間観音へ。もしバスがなければ水間鉄道線石才駅まで歩くつもりだったけど、15分待ちでうまいこと乗り継げることがわかる。本数少ないけどたまたまうまくいきました。
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で、このバス、1乗車200円のいわゆるコミュニティーバスで、まっすぐ行けばたいした時間はかからないはずなんだけど、団地やら老人ホームやらあれこれ遠回りして30分くらいかかりました。
下車してから回送で発車するちょっと前にぱちっと。酷い写真ですみません。
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水間観音駅。なかなか良い風情。もう日が暮れてしまったので水間観音へ行くのは諦めて、おとなしく水間鉄道線に乗る。
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わーお、東急7000だ!お休みの編成が「水間鉄道」のLEDを出して止まってました。この顔の編成に乗りたかったけれども、当たったのは平面顔の編成。
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駅間が短く、加速したと思えばすぐに次の駅。でも加速の音は特徴的な甲高い音で、なかなか良い加速でした。

「ただいま!セイジ」ではなく、「せちご」と読むそうです。
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貝塚から南海線の大ベテラン7000型の急行でなんば→御堂筋線で宿のある西中島南方へ。
1人串カツ♪
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2日目。昼飯の時間がもったいないので抜いても大丈夫なように宿の食べ放題カレーを力いっぱい詰め込んで出発。高槻に昼に着けばいいので、もうちょっとストラット。

さて、西中島南方。阪急京都線と御堂筋線が直交。阪急梅田行きが到着すると御堂筋線へどやどやどやと人の波が動く。やっぱし都会だなあ。御堂筋線の高架の真下の太い道路に踏み切りがあり、作っても面白そうな感じ。
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さて、まずバスに乗るぞ。西中島南方駅のバス停から大阪市バス93番、歌島橋バスターミナル行きに終点まで乗る。大阪市バスのドアチャイムが面白い。ウエストミンスターチャイム・・・いわゆる学校のチャイムのメロディ!最初のピンポンパンポン♪のメロディ(1回)でドアが開き、ポンピンパンポン、ポンピンパンポン♪とドアが閉まるまで鳴る。噂では聞いてたけど本当にそうだったと知って謎の感動。
で、歌島橋ターミナル。JR東西線御幣島駅に隣接。ターミナルって言うからどんどん来てどこかへ乗り継げるかと思ったらどの系統もえらく少ない。自動のホームドア?もあるのに構内も暗いし、客が老人しか居なかった・・・。ここから出来島駅行き92番に乗り継ぐ。スイカなどのカードだと乗り継ぎ2度目は無料!このサービス他の年でもやってくれないかなあ。
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阪神線西大阪線・・・って言わないんだっけ今は。近鉄とつながってるあの線。クロスシートロングシートが変わる近鉄電車にのりました。
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桜川で降りて、念願の南海汐見橋線へ!都会のローカル線が大好物なので、ここは外せません。
まだ新しい桜川駅のすぐ横にあります。
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で、このたたずまい。ここけっこう大阪の真ん中に近いようなところだと思うんだけど、タイムスリップしたかのような光景。写真ではわかりにくいですが、上の黒い部分は昭和30年代の南海電車案内図が貼ってあります。
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客もほとんどいません。何せ30分ヘッドで2両編成が行ったり来たりだもの。駅舎の随所に時代に取り残されたようなものがいっぱい残ってて、発車待ちの間も飽きません。
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で、岸里玉出まで10分足らずのミニ旅。乗客はのべで10人くらいだったかな。
あやしげな線路際の風景しかり、完全に放って置かれてるような駅舎しかり、なんだかここが日本第2の都市とは思えん・・・。またゆっくり見てみたいけど、途中の駅で1人で降りる勇気はありません。

岸里玉出→帝塚山と今度は不死身の車体6000の2+2というなかなか味のある普通電車ですすみ、もう一度阪堺線へ、今度は天王寺行き。こちらの方が路面電車!って感じの光景。
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ってことでこのあとはしっかりとお勉強をしてきましたよ。

息子へのおみやげ。阪堺線Bトレ。動く姿を拝めた緑雲車を選びました。路面電車はあんまし違和感なくてカワイイ。ちゃんと自分で組み立てたのでご褒美としてこんど動力でもいれてやるか。
阪堺線はまた行きたいなあ。
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自分へのおみやげ。なんば駅にて購入の南海7000鉄コレ。どうやって料理しようか。
今度のは幌が最初からついてて、南海らしい顔で満足。
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次に関西に行くのは2月末。今度も仕事で2泊3日の奈良、京都への旅。ちっとは自由時間があるといいけどなあ。

大阪出張乗り鉄ストラット [雑記]

昨日大阪高槻へ研修出張でした。同業者の仕事ぶりを見て学ぶというやつですね。
で、月曜午後なんで早朝出発でも間に合うと言えば間に合うんだけど、せっかくなので自腹切って日曜出発&前泊で。三島へ向かう伊豆西海岸から見える駿河湾越しの富士山もきれい!最高の天気だし、早く大阪へついて乗り鉄せねば。
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新大阪で新幹線を降りたとこから頭の中ではウルフルズの大阪ストラットが流れてくるけれども、
「♪梅田行きの切符買って~」なんてことしなくてもスイカチャージでだいたい事足りる。便利になったもんだ。
さてどこ行こう?とりあえずこの日は阪和線103系で南下して水間鉄道を攻めるぞ。と、環状線で天王寺に向かっていると、弁天町の交通科学館が見えたのでさっそく予定変更w
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あんましゆったり見ている時間もなさそうなので、めぼしいものをさっと見てさっと撮る。
80系。こうしてみるとなかなか味のある顔だけど、なんで湘南2枚窓が残ってないんだろう。
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真正面から0系。やっぱし新幹線はまあるいお鼻のこのお顔だよなあ。
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ヘッドマーク。渋めのを。
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20系食堂車。現役で中が食堂でびっくり。維持大変だろうけどすばらしいことだと思う。
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東名ハイウェイバス1号車。昔のバスは厳つくてなおかつ優美。室内なので、ドドドドっていうアイドリングとバスターミナルの排ガスの匂いが漂ってきそうだ。
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どこぞから転入してきたカオ電旧色・・・ではなくて昔の大阪市営地下鉄。端正なスタイル。
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ちょっと離れた展示場のDF50とDD13。箱形DLのなかでもしょうゆ顔なDF50が好き。
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でもバタ臭いDD54はもっと好き。よくぞ残しといてくれました!
機関換装してJRF塗装でもいけそう。青くして☆なんか描いちゃったり、銀色に塗って虹(ry
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また環状線に乗って・・・お、103ラッキー♪
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さあて天王寺へと思っていると新今宮で「阪堺線はお乗り換え」なんてアナウンスが聞こえてきてまたまた下車!降りたらすぐ阪堺線南霞町駅。駅の雰囲気といい、待ってるおっちゃんたちのたたずまいといい(2秒以上は見られない感じ)なんとなくディープなところへ来たのかなあと感じる。
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あびこ道行きに乗車。700型でした。車窓から見える、線路際の建物とか駅舎とかスーパー玉出!とか、車内のおばちゃんの会話とか、大阪の下町がかいま見えました。また乗りたいな。
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あびこ道にて浜寺駅前行きに乗り継ぎ。できればこいつに乗りたかった!ま、でもゴロゴロいわして大手を振って走る御姿を拝めて満足。末永く走って欲しいもんです。個人的には車庫で休んでた復刻カラーよりも、この雲のデザインが好き。
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浜寺駅前から南海線浜寺公園前へ。この駅舎はイイ!さすが日本最古の私鉄だけあります。車両も保存目的ではない日本最古の50年クラスがまだまだ現役だけど。今回の乗り鉄で南海線の7000も高野線の「不死身の車体を持つ電車」6000もまだまだ頑張ってるのが見られててうれしい・・・っていうかバリバリの主力じゃねえかw
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1駅乗車で羽衣へ。羽衣から、念願だった阪和線羽衣支線へ。東羽衣が高架だとは知らなかった。
ものの2~3分で鳳終点。そこから和泉橋本へ向かいます。ブルーの103系もまだまだ元気そうで何より。
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つづきはまたこんど。








しばらく [雑記]

鉄模さわってません・・・まあ、そんな時期もあるさってことで。

両国国技館に1人で行って大相撲観戦・・・すっげー楽しいw
幕内力士の場所入りを通路で普通に近くで見られるのにびっくりだし、焼き鳥は旨いし、相撲は面白いし。
また行きたいけど、今度は相撲好きな人と行きたいもんだ。
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思わず引退記念にバルトTシャツも買うってもんだw
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さておき、今日はこんな本も紹介。
バス好きでもある私にはたまらない一冊。「信州古バス見聞録」。
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作者が80年代後半を中心に撮りためた、松電、川バス、千曲などの古強者が美しいカラー写真でいっぱい!長野には、ワンマン導入時に大量購入した68~74年くらいのバスが代替が追いつかず、都会ではあり得ないようなのが90年代までぶいぶいいわせてたんですが、その当時の貴重な記録です。
もう、これいろんな人に買って見てもらいたいんで、1ページだけ写させてもらって・・・。
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バスはもちろん貴重ですが、バスの広告とか、諸所のターミナルや建築など、レイアウト作成にも大いに役立つこと請け合いです。

バス好きはもちろんのこと、ちょっと昔のレイアウトを作りたい人、レイアウトづくりの過程でバスコレをそのまま置いちゃう人の参考にもなるのではないかと。
ちょいと高い(2300円+税)ですがぜひ。大きめな本屋さんに置いてるかな?

膝栗毛@四日市~水口にて [雑記]

8月17日~19日と、今年はJAMの出展がなかったので、ライフワークにしてる家族での東海道53次歩き「膝栗毛」にあてました。正月明けに四日市まで到達して以来ですが、そのときは真冬。今回は真夏、しかもものすごく暑いところということで、なかなか大変でしたが一家四人で3日連続約50㎞頑張りました。

内訳は・・・(番号は江戸から数えた宿場の番号)

8月17日 四日市追分→44石薬師→45庄野→46亀山
8月18日 亀山→47関→48坂下→鈴鹿峠
8月19日 鈴鹿峠→49土山→50水口

こっちのブログでは鉄的なのを中心にちょろっと上げときます。
初日、四日市駅からスタートの追分まで内部線利用。
朝早くからカメラを持った方々も多かったです。日永駅の構造が面白い。
「乗って残そう内部線。」
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亀山の歩道橋にて。
亀+名物のローソク・・・かといってこれはないと思うぞw
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四日市にて。前回も撮ったけど三重交通バスのお尻。たとえ新車のエルガだろうがお構いなしに田舎臭くするこの広告の付け方がたまらなく好き。
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関駅にて、関西本線。歩いてから戻るのに2度ほど利用。嫁さんは休日の2両で驚いていたが、平日は単行でなおびっくりw
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亀山にて。烏山でも見たキハ40のリバイバル。個人的にはキハ40はやっぱしたらこ色一択。
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3日目のゴール近江鉄道水口石橋駅。嫁さんが「これまで見た中で一番廃墟に近い」。「ほんとうにここに電車がくるの?」と驚愕していたwま、確かに人はほとんどいなかったけど。
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たまたまやってきた米原行きのあかね号!残念ながら逆向き(貴生川へ向かっていたので)乗れず。
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これまた逆向きで泣く泣く見送った223号。いい音させてました。
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貴生川にて。湘南色健在。息子は「カボチャまだいる!」と叫んでました。
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今回の道のりは古い町並みが残っているところが多かったです。
関宿
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坂下
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土山
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水口
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そして・・・
坂下にて。リアルカオスw「香生洲」じゃないのね。
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灼熱の北関東乗り歩き ラスト [雑記]

烏山駅16:20→烏山市営バス、高部車庫(美和中学校前)
市営バスが出るまで少し間があるので駅前を散策。例によって何もないけれど、JRバス営業所の残骸がそのまま残っていてもののあわれを感じる。使命を終えたバス停の山とか・・・。
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さて、市営バス・・・とはいってもいかにも自家用あがりって感じがすばらしい。お客は私だけ。いちおう運賃表も料金箱もあるんだけど故障中。あまりにも珍客だったらしく、運転手さんと話が盛り上がる。どうやらもう少し前はJRバスがあちこちに伸びてたそう。代替のほかの方向への市営バスでも一応真岡鉄道方面には抜けられるそうな。夏休み中のしかも土曜日ということで今日はお客は私だけだけど、小中高生が乗るそうで、このバスで茨城県境を越えてくる高校生もいるらしい・・・。なんて話をしているうちに茨城県。終点の市営バス高部車庫で下車。茨城交通バスだと美和中学校前になるみたい。もともとは「美和村」だったところで、ものすごい山の中w
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美和中校前17:11→(茨城交通バス)常陸大宮駅18:00ごろ→18:29水郡線 水戸
やってきた茨城交通バスは市営バスよりも小さい通称チョロQと呼ばれる7mの中型車。どうやら多摩のあたりの住宅地をちょこちょこ走ってたやつの中古らしい。で、常陸大宮までの道のりが、これまた絵に描いたようなローカルバスで、すれ違いがやっとのところも多く、何度か譲ってもらってたり。バスにとっては理由は違えどなかなかよい再就職だwお客は通しで乗るのは当然私だけ。途中2人くらい乗ったかな。
常陸大宮駅で地図をみる。なるほど、左上から右下へずっときたわけだ。水郡線はなんだかカッコイイディーゼルカー。キハ110をイメージしてたんだけど、さらに新しくなってたわけだ。さすがにクーラーはよく効いてました。
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水戸→北千住→鐘ヶ淵・・・八広
ってわけであとは常磐線をひたすら南下してフィニッシュ。心のふるさと鐘ヶ淵踏切。
八広まで歩いてみたけどけっこう長い・・・・。
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八広からは遠路自宅の奥伊豆まで運転。疲れた・・・・。

ま、でもなかなか行けないところに乗りに行くのは楽しいもんだ!

今回の東京での戦利品。KATO西武旧101。この顔よく出来てるので思わず中古で購入。
白くすべきかそのままか・・・。
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灼熱の北関東乗り歩き その2 [雑記]

下館13:02→益子13:44→(東野バス)JR宇都宮14:55
続きは下館から。エアコンの効かない元キハ30の旅を満喫し、下館から真岡鉄道で益子へ。
下館で待ち時間が50分近くあるので駅前を歩いてみる。
・・・・何もないにもほどがあるw
バスターミナルでもあればそれだけで暇がつぶせるのだけどバス停すら無し。
あとで調べたら、下館のある筑西市は関鉄はじめたくさんあった路線バスがすべて撤退して、路線バス自体がないそうだ。うーむ。
で、駅前。駅前の中規模デパートらしきたてものの残骸が。よく見ると市の出張所と書いてある。
さすがに駅前を廃墟にするには忍びなかったということだろう。入ってみるとおおむねがらんどうで、上の方の階に施設が入ってた。に、しても寂しい。
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あまりに暇なので、涼みがてら水戸線で3駅西にある東結城までいって折り返す。日陰すらない無人駅で、折り返し待ちの7分で汗だくになり、涼む意味無し。
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真岡鉄道。正直言ってこのカラーリングは趣味が悪い・・・と思うんだけどどうなんだろう。
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益子下車で東野交通バスで宇都宮へ。乗り継ぎが良すぎて駅舎の写真を撮るのがせいいっぱい。すぐに発車。ここから約1時間、約1100円のバスの旅。これといった特徴のない車窓で、最後の10分くらいでやっと県庁所在地っぽくなる。
マニアックだが、来たバスが面白かった!富士7Eボデで東野にはいすゞはいないからUDだろうと思って乗り込んだらUD特有のガラガラ音がなく、加速のあとに独特の高音が抜けるあの6D22エンジンの音が!
そう、まともに乗れるのはここと広島くらいであろう、富士7E+三菱エンジンというレア車だったのだ。満足。
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宇都宮15:10→烏山16:02

今回のメインその2。烏山線のキハ40。益子でおみやげを買い損ねたので宇都宮で急いで購入。で、乗車。
宝積寺まではロングレールのせいか、滑るような走り心地。烏山線区間に入ってからは、山間部のせいか、なかなか頑張っていい音させていたような。
しっかし、暑い!!!。関鉄のキハ30ならまあ、まだわかるんだけども、このキハ40後付クーラーもまったく効かず。タダでさえ暑い北関東で、この日はまた猛烈なだったせいもあるんだろうけど、これはなんとかして欲しいところ。大昔、父の実家のある能登に行ったときに乗った七尾・能登線のキハ58なんてキンキンに冷えてたから、ディーゼルカー冷房車は冷え冷えだと思ってた。やっぱし簡易クーラーだと容量不足なんだろうか・・・。烏山線には5~6人の同業者が乗ってた感じ。
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烏山到着。同業者の皆さんがキハ40を撮りつつ折り返しを待つ中、ここから那須烏山市営バスというのに乗って茨城県境を越えます。
以下次号。

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